1999/8/31 Release
TITLE: The Very Best of Nicolette Larson
ニコレット・ラーソンは私にとって特別な想い抱かせた最初の女性シンガーだった。 その歌声は力強く、天使のごとくチャーミング(チョッとハスキー)で 一声聴いただけで虜になったのだった。
'78年デビューアルバム「(邦題)愛しのニコレット」の1曲目、「LOTTA LOVE」は ニール・ヤング作詞・作曲で彼自身のアルバムにも収められていたものでもある。 '78年のBillboardで最高8位を獲得した。このデビューアルバムはとても凄いバックミュージシャンがプロデュースに加わっている。 これは、全て彼女がバッボーカリストとしてサンフランシスコやロサンジェルスで活動していた時代の交友関係による。
ニール・ヤングの紹介でWarner Bros.との契約が決まり、念願のソロ・デビューを果たしたがその当時では最高のプロデュース陣営だったと思える… プロデューサはD.テンプルマン(ドゥービーブラザースやリトル・フィート、ヴァン・ヘイレンのレコードでお馴染みの方)、 ミュージカル・ディレクターをリトル・フィートのビリー・ペインが勤める。
改めて聴き返してみるとどの曲も名曲揃いだ。それもののはず、 その殆どが、カバーかアレンジによって作られた曲なのだ。 しかし、そんな彼女でさえ、再びBillboard誌上で取り上げられるヒット曲が出るのは、'82年の春にReleaseされた4枚目のアルバム「(邦題)天使のように」からの Single 「I ONLY WANT TO BE WITH YOU」まで待たなければなかった。
その後、Country Musicシーンに転向し、再スタートを'85年に切ったことを教えてくれたのがこの1枚という訳だ。
★★★★
収録曲:
- Lotta Love
- Rhumba Girl
- Give A Little
- Angels Rejoiced
- French Waltz - (live, 1978)
- Baby, Don't You Do It - (live, 1978)
- Let Me Go, Love - (with Michael McDonald)
- Radioland
- Ooo-eee
- Fool Me Again
- I Only Want To Be With You
- Two Trains
- Only Love Will Make It Right
- Let Me Be The First
- That's How You Know When Love's Right - (with Steve Wariner)
- Irish Lullaby