[Universal International UICY-2525]
2002/6/21 Release
TITLE: The Allman Brothers Band
デュアン・オールマンとグレック・オールマンによって結成されたこのバンドは輝かしい記録ばかりではなかった。多くのことを教えてくれたバンドだった。
71年に2枚組み、2枚目のアルバム「コンサート・イン・フィルモア・イースト」を発売が彼らのもっとも個性のぶつかり合いが観られた1枚だった。この1枚の発売直後、デュアン・オールマンは、バイクの事故でこの世を去ることになってしまった。 デュアンは類い稀な優れたメロディ・メーカだった。 後にボブ・デュランのカバーが全てヒットしたことで十分証明されていると思う。
デュアンと共に作曲活動を共にしたデッキー・ベッツがその証言者の一人であり彼の書いた「Melissa」が72年の全米ヒットチャートを駆け上り、スマッシュヒットとなった。
不思議なことにデュアンを失ったAllman Bros.の名前は73年から伝道入りの地位を手にすることになる。そこには多くの紆余曲折が診られる。ベッツとグレック・オールマンのの不仲が原因で76年に解散となったのだが、'70sを語る上で欠くことのできないロックバンドとして1979年に再結成し、この録音を残している。
ここに収められている曲はそうした紆余曲折を歴史に刻む名曲揃いなのだ。
★★★
収録曲:
- Ramblin Man
- Pegasus
- Revival
- Midnight Rider
- Melissa
- Don't Want You No More
- It's Not My Cross To Bear
- Statesboro Blue
- Jessica
- Hoochie Coochie Man
- Whipping Post
- In Memory Of Elizabeth Reed
- Blue Sky
- Crazy Love
- Southbound
- Win, Lose Or Draw