(p)1980, 2001/6/20 Release
TITLE: DORAMA/YES
ジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマン脱退後、マネージャーのブライン・レーンの招きでバグルズのトレバー・ホーンとジェフ・ダウンズが参加して制作されたYESの第10作目のアルバム。トレバーはもとよりYESのファンだったと聞くが、トレバーがスタジオ入りした時には既に昔のYESらしいと云えるものが残っていなかった。
録音エンジニアに初期の録音を勤めたエディー・オーフォードを起用し、YESらしさを取り戻すべく10分半の大作「Machine Messa」から始まる構成を採った。事実上、トレバーによるプロデュース作品だがイエス的なものとバグルズ的要素が見え隠れする作品に、当時の聴衆には高い評価が得られなかったのだが、今聴き直すとトレバーがどれだけ優れた仕事をしていたのが聞き取れる1枚。
★★
収録曲:
- Machine Messiah
- White Car
- Does It Really Happen?(夢の出来事)
- Into The Lens
- Run Through The Light
- Tempus Fugit(光陰矢の如し)