肖像権がどうのと言いがかりをつける人や気にし過ぎる写真雑誌、写真展など多くなってきているが、肖像権はキャラクターもののように商業的利益を保護するもので雑誌などで商品価値が発生して初めて成立するものだ。一般人の撮影で気になるのはプライバシー保護法下の肖像権の方だが前述の通り撮影=犯罪とはならない。撮影は見ることの機械を通した延長だ。他人様の顔をじろじろ見ることは躊躇われてもLensの一瞥は一瞬を捉えた貴重な記録だ。発見、挑戦、覚悟まではあるが、知恵と熱気と自由は難しい。我々はそれらを満たす一瞬を捉えようとしているのだ。恥ずべきことは欠片も無い。
批判を受けた写真。本人から削除依頼が届かないので再掲。
2003年6月撮影
Nikon F + Voigtländer SEPTON 50mm F2