2001/06/21 Release
TITLE: SONATAS / SHIN-ICHI FUKUDA
Ponce/Ginastera/Brouwer/Assad
現在最高のギター・デュオ「ASSAD兄弟」と福田進一が知り合ったのは遡ること10年前のことだった。
S.ASSADが福田進一のために新曲ソナタを書き下ろしたのをキッカケにこのアルバムを作ることになった。 「ギターソナタだけのアルバムにしようと考えた。残りの曲をどうやって選ぼう...。 結局、異なった作風の中にもギターを通じて共通のメッセージを持っていると感じる中南米の3曲を選んだ。」と福田進一はこのアルバムを紹介している。
アルゼンチンの大作曲家GINASTERA(私の大好きな作曲家の一人だ)も1曲だけギター・ソナタを書いているとこのアルバムに教えられた。 ASSADは福田進一という人の内面を良く著した曲を書いている。 どの曲も個性的だが、福田進一が冒頭で紹介しているように、何か同じメッセージが秘められているように感じた。
それが何かということは今は分らない。 このアルバムを手掛りにしてこの4人の作曲家を聴き比べて行くうちに何時か気づくかも知れないけれど。
★★★
収録曲:
- I - Esordio
- II - Scherzo
- III - Canto
- IV - Finale
SERGIO ASSAD作曲: SONATA for guiter solo
-To Shin-ichi Fukuda-(1999) - I - Allegro moderarto
- II - Andante
- III - Presto
MANUEL PONCE作曲: SONATA No.3
-To Andres Segovia-(1927) - I - Allegro moderarto
- II - Chanson
- III - Allegro non troppo
LEO BROUWER作曲: SONATA for guiter solo
-To Julian Bream-(1990) - I - Fandagon y Boleros
- II - Sarabanda de Scriabin
- III - La Toccarta de Pasquini
ALBERTO GINASTERA作曲: SONATA for guiter
-To Carlos Bartbosa-Lima-(1976)